なぜかゆくなるのでしょうか?

皮膚は本来外敵刺激から体を守るために体の周囲を被っております.物が触れるとわかるのは皮膚の直下に来ている神経末端が刺激されて、気付くのです.熱い、冷たい、痛いがわかるのも同じです.
また、皮膚の上には皮膚を守るための皮膚の壊死に陥った細胞群(一般的には、ふけ・垢と呼んでます)や汗、油分が皮膚を被って守っています.
これらのガードがなくなりますと外敵刺激を強く受け、わずかな刺激でも、かゆみとして感じるようになります.刺激が強くなると凍みとなります.すなわちなんらかの原因でこのガードがなくなるとかゆみが出現するのです。

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外陰部は下の口です

外陰部は丁度、口と唇に似た感じの解剖学的な関係にあります.すなわち、腰や口の中は粘膜で被われ粘液が分泌されます.外陰部(膣の入口)は小陰 唇といわれるように唇と同じ造りになっております。唇の周りが、外陰部では大陰唇と   呼ばれます.以上のように大変似ています.
でも最も違うところは顔は唇が最も高く、山のような部分です.空気に触れて外気にさらされていて渇きやすいように出来ております.
外陰部は丁度山と山の谷間にあり、周囲を囲まれ外気にあたることもなく、さらには下着で被われていることです.
口唇が乾燥しやすいのに対し外陰部は湿気にあいやすいのです.この差がかゆみを起こしやすい原因となります.
唇は大変繊細で、かぶれやすくお醤油やとろろなどの食品でかゆくなる方があります.アルコールや食品で唇が腫れてしまう方があります.結構かぶれやすいところなのです.
同様に、小陰唇も解剖学的に繊細で、赤くなりやすく、かぶれやすいのです・外陰部は下着やナプキンなどの材質、洗剤の残り、汗、帯下の影響を受けやすいです.
かぶれますと当然、かゆみの廉因となります.

かゆみ予防

きれいに洗ったり、消毒することが清潔だと考えがちです軒,皮膚・粘膜にとって最も良い状態は清潔より、表面の細胞群がしっかり厚く被っていることなのです.
清潔にしないとかゆみや痛みが出るとおもい、いつもより念入りに洗浄したり石鹸で洗ったり、紙で何度もごしごしこすると、表面保獲の細胞がはがれてしまい、かえって具合悪くなります.
痛みだけでなく腫れてしまうこともあります.
また、膣には乳酸菌が発育して、膣内を酸性に保ち、病原菌の発育を抑えております.洗い過ぎますと乳酸菌まで洗い流されて、膣に自然な自浄作用まで失ってしまいます.
つまり、清潔イコールかゆみ予防ではないのです.

かゆみを予防するには、洗い過ぎない、石鹸は控える、紙でこすらないことです.体調が悪かったり、おクスリを使うと感染を起こしやすくなることがあります.
かぜ、疲労などに気をつけることも大事です.最も大事なことは、「掻かない」の一言です.

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Copyright © 2008 外陰部のかゆみ原因と予防