下顎のしこりは歯の病気に関係していることが多いため、歯科を受診して治療してもらうことが一般的です。下顎を骨折して噛み合わせが元に戻らなくなってしまった場合などにも、歯科を受診して治療することになります。
下顎のしこりで治療を受ける方が多いようです。人間は呼吸をする際、下顎を下げて呼吸をします。下顎が下がると、頭は逆に後ろの方にのけぞり、口で呼吸するようになります。
しかし、口でばかり呼吸をしていると顔面の筋肉に負担がかかったり、下顎が上顎よりも前に突出してしまったりすることもあるそうです。下顎が前に出てしまうと噛み合わせの位置がずれてきます。この場合も歯科を受診し、歯列矯正を行うことになります。歯列矯正は歯を抜かなくて済むため患者の不安も軽く、下顎のずれもやがて元に戻ります。
下顎のしこりの原因が虫歯や歯茎の炎症によるものである場合ももちろん、歯科を訪れることになります。一方、下顎のしこりが中耳炎などの耳の病気からくるものであれば、歯科よりも耳鼻科の方を受診すると良いでしょう。
最近は、ホームページ上で相談できる掲示板のようなものを設けている歯科も多いため、参考程度に下顎のしこりについて質問してみるのも良いようです。
下顎のしこりは歯やリンパ腺などに関わりのある病気が多いのですが、しこりに限らず、下顎に関係のある病気もいろいろあります。
「下顎前突症(かがくぜんとつしょう)」という病気は、下顎が前突(前に突き出る)しているように見えるものです。原因としては遺伝的なものもありますが、いつも前歯で物を噛む癖がついている方などに発症することもあります。また、下顎が出てしまうことでやがて噛み合わせが悪くなり、稀に、下顎にしこりができてしまう方も居るそうです。
それから、下顎のしこりは「下顎隆起(かがくりゅうき)」という病気の可能性もあります。この場合、下顎というよりも、歯の内側に骨が出てしまう状態のことを指します。
下顎の「骨髄炎」の場合は下顎の痛みがひどく、手術をしても再発しやすいそうです。
また、下顎の悪性腫瘍というと「メラノーマ」が挙げられます。メラノーマは下顎だけにできるものではなく、爪や目の中などにもできるものですが、メラノーマと診断されたら直ちに切除しなくてはなりません。下顎の切除となると外見的にも精神的にも苦痛を強いられますが、悪性腫瘍の場合は止むを得ないそうです。B
ほとんどの方が、手で触るとコロコロとした硬い石のようなものが動くことで下顎にしこりがあることに気付くそうです。また、指で触ると痛みを感じる方も居ます。それから、下顎のみならず、耳の下から下顎に沿って複数のしこりのようなものを感じる方も居るそうです。
下顎のしこりは、できる部位や症状によって病名も異なってきます。下顎のしこりの原因としてよく言われているのは、コロコロと動くリンパ腺です。リンパ腺は下顎だけではなく、耳の下や脇の下、太ももの付け根など、人体の至るところにあるもので、風邪を引いた時や熱が出た時などに腫れてしまうことがあります。下顎のしこりも風邪の名残で、いつまでもコロコロと手で触れて症状を感じ取ることができるリンパ腺の場合があるそうです。ただし、下顎のしこりが単なるリンパ腺の腫れであっても、稀に腫瘍の場合もありますので、気になる場合は耳鼻科や口腔外科を受診した方が良いでしょう。
また、下顎のしこりは、歯の炎症を起こしている可能性もあります。それから、症状次第では下顎のしこりを手術で摘出することもあるため、下顎のしこりの原因をきちんと調べて早急に治療することが大切です。
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